運命のダンシングツリー8 <ついに!>

<運命のダンシングツリー>ついに完成!

 

最後の追い込みはこんな感じでした!

1 木の絵にジャングルを貼り付け、(端っこがきれいに重なるように気をつけました)

2 動物の貼る場所を決めて、(木の上にのせたり、ジャングルから覗いてるようにしたり工夫して)

3 考えたタイトルと名前をトレーシングペーパーに書き、絵に貼り付けて完成!

 

曜日ごとに集合写真を撮りました。

みんないい表情で撮れたので、フォトアルバム楽しみにしててくださいね(^^)

お休みに入るまで、教室に絵を展示しています。

ぜひぜひ作品の前で写真撮ってくださいね〜!

運命のダンシングツリー7<ジャングル切り抜き・動物作り>

ダンシングツリー5・6でつくったジャングルをいよいよ切り抜きます。

3年生以上は細かいところをカッターを使って切り抜いたり。

年長さんや1年生もハサミを少しずつ動かしながらがんばりました。

 

もうひとつは自分のジャングルの絵に登場させたい動物作りです。

写真を見ながら、折り紙を切り貼りして。

ぞうさんの絵は体験の子の作品です。かわいくて思わずパチリ。どこかさみしげなところがツボです。

 

動物作りが終わった人から、用意したプリントを使って絵のタイトルづくり。

木のにおいや、木や動物の名前、動物の性格を考えたりしてこの絵のタイトルを考えます。

 

本屋さんに行きました。

すると、びっくりするほどステキなジャングルの絵が描かれた本に出会いました。

その本はどんな物語だったのでしょう。

そして、その本のタイトルは。。。

 

こんな風にタイトルを考えましたよ。

運命のダンシングツリー6 <ジャングルの色つけ>

ダンシングツリーの作品は完成したのに、パゴス日記が追いついていません。。

これはいかん!と慌てて更新しています。

前回のダンシングツリー5<ジャングルづくり>の続きからです。

 

筆を使って透明のお水でジャングルに雨を降らせます。

そこに絵の具をポチョンとにじませて。。

じんわり色と色が混ざり合うのがきれいですね〜。

思いがけない色ができるのが絵の具の楽しいところ。

わざとクレパスからはみ出してぬっているのは、切る時に白い淵を残さないためです。

さあ作品もいよいよ佳境にさしかかってきました!

運命のダンシングツリー5 <ジャングルづくり>

木の葉を描いたら完成!というわけではなく、まだまだ続きます。

ジャングルの茂みづくりです。

新しい白い紙に描いていますが、これがあとあと木の絵にいいスパイスを効かせてくれる!はずです。

 

たくさんのジャングルの植物の資料を見ながら、白い紙にひとつひとつの植物を丁寧に描いていきます。

描く場所は、木の絵に照らし合わせながら決めていきました。

植物が重なり合う様子を描くのって難しいですが、みんな奮闘していましたよ。

やっぱり暖かいところの植物は、鮮やかな色が似合うな〜と、みんなの絵を見ていてつくづく感じました。

この絵がどんな風に木の絵に重なるか、ひとり楽しみでしょうがない私です。笑

運命のダンシングツリー4 <木の葉づくり>

木の皮を貼り終えたら、今度はクレパスで葉っぱを描きます。

お気に入りの背景のところは塗らないようにして。

 

今回のクレパスの塗り方は、名付けてパンケーキ塗り!です。

まず一層目、色を塗りこみます。(ここがパンケーキの部分)

そして二層目、上にシロップやバターのようにまた新しい色を足します。

そして指先をバターナイフのようにして、下の色と混ざり合うようにこすります。

すると、こすったところがぼやけてなんとも言えないオリジナルの色が完成します。

 

パンケーキ塗りという名前は土壇場で思いつきましたが、みんな ”ふむふむ” と前のめりな感じで聞いてくれていました(^^)

そんなみんなに感謝です。笑

 

最後の1枚は頑張ったゆびさきーズを写真に収めました。

何人かは「もう洗ちゃったよ〜!」と言いながら写っていますが笑

運命のダンシングツリー3 <木の幹づくり>

3週目は、いよいよ1週目でつくった木の皮を使います!

 

まずはどこに木をつくるかを考えます。

上から垂れ下がるように伸びててもいいね

根っこが見えている木もいいね

ぐねぐね曲がった枝もいいね

 

どんな木にするか決まったら、そこに木の皮をちぎって貼って行きます。

あんまり大きすぎたら木の皮に見えないし、あんまり小さすぎたら貼り終えるのに1年くらいかかりそうだし笑、

ちょうどいい大きさにちぎりながら。

 

貼る時に注意することは、前に貼った皮に重なるように貼っていくことと、鉛筆で描いた木の輪郭を隠すように貼っていくこと。

たくさんある木の皮の色の中から自分好みの色を見つけるのも楽しかったようです(^^)

運命のダンシングツリー2 <においのする紙作り>

木の幹の皮作りに続いて、お次はにおいのする紙作り。

 

森の中でなんだか不思議なにおいがしてきて。。

その不思議なにおいってどんなにおいだったんだろう?

においって形はある?  なーい!

においって色はある?  なーい!!

 

じゃあそのにおいに、もし色がついてて、形があればどんなだろう?

と、想像しながら色を選び、のびのび筆を動かしました。

 

先週、いろんな色を混ぜたからか、普段混ぜない色も混ぜたりして、みんな混色の魔術師になれた気がします(^^)

 

お迎えに来られていたお母さんが、子どもたちから「今日はにおいのする紙をつくったよ!」と聞いて、鼻を近づけておられました!

その姿がなんだか嬉しくて、本当ににおいがしたらいいのにな〜と思ってしまいました^^

運命のダンシングツリー1 <木の幹の皮づくり>

新しい作品に入りました!

その名も「運命のダンシングツリー」

この作品にもお話は続いているのですが、物語はすこし休憩です。

作品が完成に近づく頃にまたつづきを書きますね。

 

まず1週目は木の幹の皮作りです。

木の幹の皮ってなに色だろう?茶色?苔が生えていて緑?いやいや絵の具のチューブからは出てこない色かも?

 

いつもはきれいな色をつくっていますが、今回は濁った色をつくろう!!

ということで、いつもは絶対に合わせない色同士を組み合わせて、、、

白い紙じゃなくて、新聞紙にぬるともっと雰囲気が出るね。

久しぶりの共同制作はみんなもテンション高め!

最初は班ごとにぬっていましたが、最後の方はみんなで押し合いへし合い。手を隙間から伸ばしてたくさんの木の皮を作り上げました(^^)

かくざとう村のひみつ 2

お話はアリンコたちがそれぞれの家に帰って行ったところからです。

 

アリンコたちはそれぞれの家の前に着くと、なにかゴソゴソしています。

目をこらしてみて見ると、アリンコたちは背中に背負っていた小さな小さなリュックの中から、これまた小さな小さな白いものを取り出しました。

その小さな小さな白いものは、日の光に照らされてところどころがキラッと光っています。

それは角砂糖でした。

 

ここで3択クイズ!その角砂糖をアリンコたちは何に使ったでしょうか?

1 小さな角砂糖をこれまた小さく砕いてあったかい飲み物に入れた。

2 小さな角砂糖を家の壁にくっつけて穴のあいた壁を修理した。

3 小さな角砂糖を鍋に入れてグツグツ煮込み、シロップにした。

 

答えはお話の中に出てきますよ。

 

まず、アリンコは小さな角砂糖を半分に割り、鍋に入れます。

グツグツ煮込み、透明のシロップにしました。煙突からは甘い香りが漂います。

そのシロップをペンキの缶のような入れものにうつし、そのシロップ缶と筆、残りの角砂糖を持って外に出ました。

すると、筆にさっきのシロップをちょんちょんとつけて、それを家の壁にぬると、残りの角砂糖をピトッと壁にくっつけました。

どうやら壁の小さな穴を修理したようです。

アリンコは「これでよし!」とつぶやき、また家の中に入ります。

 

家の中に入ったアリンコはお湯を沸かし、コップに紅茶をポトポト注ぎました。

そして、トンカチとクギのようなもので家の中の壁をカリカリけずり、白いかけらをポトンとコップに入れてスプーンでくるくる。

揺れる椅子に腰掛けてひとくちゴクリ。そしてこうつぶやきました。

「フウ〜。。。今日の仕事もひとだんらく。マンドリルシェフはいつ気づくかのう。」

 

実はマンドリルシェフのレストランから角砂糖を少しずつ持ってきていたのです!

マンドリルシェフはアリンコが忍び込んできた時には、わざと床にお砂糖をこぼしていることはアリンコたちは知らないでしょうけどね。

つづく。。

 

かくざとう村のひみつ、第2回目は先週色をぬった石の屋根の部分に色をぬりました。

窓やドア、階段や壁につたう植物などはマジックで。

かくざとうハウスが出来上がった人から、かくざとう村の地図を描きました。

それぞれのかくざとうハウスに住むアリンコを登場させたり、お隣さんのかくざとうハウスも描いたりなんかして。

地図の上に石のかくざとうハウスを置くと、本当にそこにアリンコの世界が広がるようですね。

 

最後の一枚は、小さい石を使っておうちでおにぎりや車をつくってくれたパゴスっ子の一枚です(^^)

クリパゴス!ミヤパゴス1さいのたんじょうび

いきなりですが、時は2015年の年末にさかのぼります。

 

2015年12月23日、ミヤパゴスは1さいをむかえました。

ちょうど1年前のこの日は、メリーコケパゴスと題してたくさんの方にミヤパゴスのこけらおとしをしてもらった日でした。

あっという間の一年、1年後にはたくさんのパゴスっ子と一緒にクリスマスとたんじょうびをお祝いできるなんて、ミヤパゴスは幸せ者ですね!

本当にありがとうございました。

 

クリパゴスの内容は

①大そうじ

②ゲーム大会

③おやつを食べてお祝い

④クリスマスカードの交換会

 

ミヤパゴスが1さいになったということで、ミヤパゴスへのプレゼントはピカピカにしてあげることです。

4人〜5人の班ごとにお掃除担当場所が決まっていて、班ごとのおそうじカードの中にミッションの内容が順番に記されています。

本棚ならべ隊・筆洗いバケツピカピカ隊・お庭の落ち葉拾い隊・道具の整理整頓隊・床ゴシゴシ隊などなど・・・

みんな、それぞれの持ち場で一生懸命お仕事してくれたおかげで、30分のおそうじ時間はあっという間。

ピッカピカになりました(^^)ありがとう!!

 

頑張った後はゲーム大会です。

まずは、2つのチームに分かれてミヤパゴス特製伝言ゲーム!

そして、魔法の絨毯ゲーム!(新聞紙の上に1人ずつのっていってチーム全員がのれるかというゲームです)

最後はみんなが円になって、ハンカチ落としならぬ、うわばき落としをしました。

 

みんながゲームに夢中になっていると、どこからか鈴の音が。。

なんとサンタとトナカイの登場!!(すごい反響でした。いろんな意味で。笑)

お掃除を頑張ったみんなは、サンタさんからシュークリームをもらっておやつタイム。おやつの力は偉大。静かでした。。。

 

最後はちょっと前のミヤパゴスの授業の時につくっておいたクリスマスカードを交換しました。

これまた円になって、ジングルベル「ミヤパゴスバージョン」を歌いながら。

自分の手元にきたカードをもらってウキウキ。

みんなつくった人を探し出して、ありがとうが飛び交っていました(^^)

 

最後の最後に集合写真を撮っておしまいです。

お迎えが来るまでサンタさんが読み聞かせをしてくれていたのですが、一人、また一人、、と

とうとう最後の一人が帰った後のサンタさんはなんだか背中が丸くなってさみしそうでした。笑

 

2さいのお誕生日までトナカイも封印です。

レストランマンドリル ついにっ!!

約1ヶ月ぶりの日記になってしまいました。すみません。。

どうも正月気分が抜けていないようです。笑

クリパゴスのことや、お正月のこと、季節外れの日記をこのあとちょっとずつ更新していこうと思いますのでどうかお付き合いください。

 

まずは12月下旬に完成したレストランマンドリルです!

約3ヶ月間、こつこつと頑張ってきた作品がようやく完成しました。みんな本当に根気よく頑張りましたね!

出来上がった作品、どうぞご覧ください。(お休みしていた子の作品など、載っていない作品もございます。ご了承ください。)

 

このあと、台紙にはって、タイトルを付けます。タイトルもお楽しみに(^^)

 

 

さてさて、お話に戻ります。

 

レインボーのおしりをプリプリさせて厨房へ帰って行く途中、ふと立ち止まったマンドリルシェフ。

「あっそうそう またこんなにたくさんメニューが増えちまったから、自分の食べた料理には名前をつけて帰っておくれ。」

「思わずよだれが出ちゃうような名前を頼んだよ。」

この二言を残して、フフフッと小さく笑いながらまた厨房へ帰って行ったのでした。

 

それからミヤパゴス一行はそれぞれ食べ終わった料理の名前をいっしょうけんめい考えました。

考えすぎてまたお腹が空いちゃうくらい。

そんなとき、だれかがつぶやきました。

「こんなおいしい料理を出してくれたマンドリルシェフになにかお礼がしたいな。。。」

 

「いいね!」「それがいいや!」みんなもそのアイデアに大賛成!ただ、どんなお礼にしようか・・?

 

さて、みんなが考えたお礼とはいったい何だったでしょう!?

1 レストランマンドリルの看板をつくった。

2 レストランマンドリルのメニュー表をつくった。

3 みんなで大きな声で「ごちそうさまでした!」と言った。

 

 

 

答えは、、、全部です!

こどもたちからは、「え〜!」とブーイングの嵐。

でも、ぜったい自分の答えは合っているからちょっと嬉しそうでした。複雑な子供心。笑

 

ということで、

まずは、③のごちそうさまでした!とみんなで言ってから、

①の12月の日記に書いた看板作りと、

②添付している最後の写真のように、同じ曜日の人の絵を1枚ずつプリントに描いていって、メニュー表作りをしました。

その人の絵が描けたら、絵のとなりにサインをもらいましたよ。

自分の描いた絵を、誰かに描いてもらうのってなんだかこそばゆいけど、うれしいことですよね(^^)

レストランマンドリル看板制作中。

日に日に寒くなってきましたね。

ミヤパゴスもついにこの冬はじめて暖房を使いました。

教室の中で半袖でいる子、来るときサンダルで来る子、こどもたちの風の子ぶりに感心です!


さてさて、レストランマンドリルも終わりに近づいてきました。

自分の作品が終わった子からレストランの看板づくりに参加します。

曜日ごとに写真を撮っていくと、だんだん点が埋まっていくのが面白くて、パラパラマンガみたいです。


最後の三枚について

動物大好きな子が、マンドリルのフィギュアを持ってきてくれました!こどものマンドリルはまだ色がついてないんですね!

最後の写真は、「見てみて先生!この中にキツネがいるよ!」

よーく見てみると・・左上にいます!!

単純な点をうつ作業もこんな風にすると楽しいですね(^^)

深い森のレストラン→レストランマンドリル 3〜6

雨が続きますね。お久しぶりの日記になってしまいました。


ではでは前回のお話の続きからスタートします!


お腹が空いていたせいか、目の前に出てきたお料理を

 モグモグゴックンムシャムシャペロリ 

あっという間にたいらげたパゴスっ子たち。

パンパンに膨らんだお腹を、「フーッ」と言いながらさすっていると、

「こんなにおいしいお料理を作ってくれたシェフはどんな人なんだろう?」みんな気になり始めました。


すると、厨房へ続くドアの隙間から、ちらっとなにかが通り過ぎました。

誰かさんが、「あっ!赤い鼻が見えた!」

すると、また違う誰かさんが、「えっ?ぼくには青いほっぺたが見えたけど。」

すると、またまた違う誰かさんが、「おかしいな。私には黄色いヒゲが見えたよ〜!」


しばらくすると「お料理の味はいかがだったかな?」低い声がドアの向こうから聞こえました。

ギーッとゆっくりドアが開き、出てきたのは・・


おさるのような、でもおさるじゃない

ゴリラのような、でもゴリラじゃない

マントヒヒのような、でもマントヒヒじゃないおじさんが出てきました。


すると、低い声でもう一言

「わしはこのレストランのシェフ、マンドリル ゆっくりくつろいでいっておくれ。」


その言葉を言い残し、マンドリルシェフがくるっと振り返った瞬間、ビックリしたことが!

さてそれはなんでしょう?


1 しっぽが3mもあった。

2 背中に恐竜のようなトゲトゲがあった。

3 おしりがレインボーだった。



答えは3番。ほとんどの人が大正解!くやしい・・次はもっと難しいのにします(^^)


マンドリルシェフはお尻をプリプリさせながら、厨房へと消えていったのでした。つづく。



みなさん、マンドリルを見たことがありますか?

私はないのです。笑

いつか会いに行きたいマンドリル・・・マンドリル情報お待ちしてます!

最後の写真は『レストランマンドリル』の看板です。

自分の作品が終わった人から参加していきますよ。


今回の作品はとにかく根気がいるものです。

いつもは一ヶ月ほどで作り終える作品も、今回は2ヶ月かけての超大作。スピルバーグもビックリ

みんな完成までもうちょっと!がんばるぞ〜!!オー!

深い森のレストラン 1と2

「深い森のレストラン」

新しい作品に入りました。今回はちょっと根気のいる作品です!

まずは物語から。おいも号のさいごのところからはじまります・・

 

おいも電車があらわれたその次の日、またまた同じ時間においも電車があらわれました。

でも今日は昨日となにか違います。

ん?よーく目を細めてみると・・電車の中に教室のみんなが!もちろん体が黄色くなっています!

 

「早くしないと出発しちゃうよ〜!」

 

みんな、こっちを見ながら手招きしているのです。

急いでおいも電車に飛び乗りました。乗り込んだ途端、体中がきいろに染まり、スイートポテトに変身!

 

プンスカ プンスカ ホクホク プンスカ  プンスカプンスカ ホクホクプンスカ

プー ブー ブップ〜

みんながおならをすると

プンスカプンスカホクホクプンスカ

電車のスピードが速くなりました!!

 

 

何時間乗ったでしょうか?

真っ暗だった空がだんだん明るくなってきます。

 

すると急に目の前が真っ暗に!トンネルでしょうか・・?ビックリするほど寒くて、雪でできたトンネルのようでした。

遠くの方に小さな丸いあかりが見えます。出口です。だんだんと大きくなる丸いあかり。

 

ようやくトンネルを抜け、しばらく進み、振り返ったその時!

 

「うわぁ〜!!」

 

いったい何が見えたでしょうか!?

 

答えは、かき氷山!

さっき通ったトンネルは、かき氷山だったんです。

「さよ〜なら〜!」

みんなでかき氷山に手を振り、別れを告げました。

 

おいも電車はどんどん進み、今度は木が生い茂る森の中へと入っていきます。

あっという間に辺りは緑で覆われ、これ以上進めないんじゃないかなぁ・・と思っていると

 

プンスカプンスカ ホクホクプンスカ  プンスカプンスカ ホクホクプンスカ 

プンスカ プンスカ ホク ホク プ ン ス カ ・・・ プシュー・・・

 

「終点〜 深いの森駅〜 深いの森駅〜」どうやら駅に到着したようです。

ポケットに手を入れると、1枚の切符が入っていました。そこにはこう書かれていました。

「西宮北口駅→深いの森駅」

電車を降りて、みんなで一列になって進みます。

しばらくすすんでいると、一番先頭の人が「ゴツンッ!」おでこを何かにぶつけました。

ツタに覆われた緑色の壁です。「行き止まりだねぇ。」と話していると、また違う誰かが「ここにドアのノブがある!」

みんなが覗き込むと、ツタの中からキラリと金色に光るドアノブがありました。

ドアノブの上には小さく「いらっしゃいませ」と書いてあります。

 

ガチャ。

 

ギー・・

 

みんなでそろそろと入っていくと、人数分の席がずらり並んでいます。歩き疲れたわたしたちは座らせてもらうことにしました。

するとビックリしたことがおきました!それはなんだったでしょう!

①注文していないのに食べ物が出てきた。

②座った途端、椅子が勝手に踊りだした。

③目の前にあったメニューが100ページもあった。

 

答えは①番。人気はまちまちでした^^

 

なんと、お腹を空かせていた私たちの頭の中に、ポワワワーンと浮かんでいた食べものが出てきたのです!

もちろんそれぞれ違うメニュー!

 

さあ、ここから作品づくりのはじまりです。

みんなの目の前に出てきた食べ物を描いてみよう!ということで、好きな食べ物の写真を見ながら黄ボール紙にうすく描き、その線の上を白か黒で点をうちます。使うのは綿棒です。コツをつかみながら、みんな真剣にポツポツ打っていましたよ(^^)

阪急電車おいも号 <掲示場所と日時のお知らせ>

この度、『阪急電車おいも号』が阪急西宮北口駅に掲示されることになりました。

この作品は、阪急電車がさつまいもになっちゃった!というお話をテーマに、班で協力してひとつのおいも電車をつくり、それを曜日ごとに1枚の台紙に貼り合わせたものです。みんなの作品がたくさんの人に見てもらえると思うと嬉しいですね。ぜひ見に行ってみて下さい。


掲示場所・日時(2回に分けて、2カ所に掲示します。)

① 10月12日(月)〜16日(金)

  木曜日チームの作品 → 北側改札券売機とコンビニの間の掲示板

  金曜日チームの作品 → アクタ方面から東側改札までの連絡通路の掲示板

② 10月17日(土)〜21日(水)

  月曜日チームの作品 → 北側改札券売機とコンビニの間の掲示板

  火曜日チームの作品 → アクタ方面から東側改札までの連絡通路の掲示板

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。


写真1枚目は掲示板です。

写真2枚目からの作品は、月・火・木・金の順番に並んでいます。

阪急電車おいも号 4

おいも号最終回。

 

おいも電車が通った後には緑色のつたが落ちていました。線路に沿ってつたを辿っていくと小さな葉っぱがくっついています。

さつまいもの葉っぱのようです。もう少し辿っていくと小さな小さなおいもがくっついていました。

さわってみると、

『あつっ!』

なんとそれは、フカフカホクホクの焼きいもでした!

皮を剥くと黄金色のおいもが顔を出しました。ひとくちパクリ。

やわらかくてあまーくて、ほっぺたがポロリ。

さっきのつたをもっとずっと辿っていくと、たくさんの葉っぱとたくさんの焼き芋がくっついています。

拾っては食べ、拾っては食べ。。

 

プフー!もうお腹いっぱい!

お腹がまんぷくになったので、線路の真ん中で眠ってしまいました。

 

目を覚ますとそこは教室の机の上。あれ?夢だったのかな。

そう思っていたのですが、次の日、『昨日のおいもの電車や焼きいもは夢じゃなかったんだ!』と思ったことがあります。

それはいったいどんな出来事だったでしょう!?

①教室のドアの前においもがひとつ落ちていたこと。

②おならがいっぱい出たこと

③スーパーで売っていたスイートポテトに目がくっついていたこと

 

人気は③番、答えは②番!でした。

 

 

おいも号4回目の今週は、1週目につくったおいも色の紙があまっていたので、それを使って線路に落ちていた焼き芋と葉っぱを作りました。

ティッシュでつくったおいもの表面もきれいですが、裏面のいろんな色や柄のおいもも楽しくていいですね(^^)

教室においもカーテンを飾っていますので、またご覧になってみてくださいね。

 

後半のおいも号の写真は、いろんな乗客が顔を出しているのが面白くて載せました。おいももビックリです!

阪急電車おいも号 3

阪急電車おいも号3回目!

 

おいも号の話には続きがありました。

おいも号がホームから発車しようとしたその時、たくさんの人が駆け込んできました!

するとおいも号のドアをくぐった瞬間、お客さんの体が・・・あれま!

 

さて、お客さんの体はなにになっちゃったでしょうか?

1 スイートポテト

2 大学芋

3 焼き芋

 

人気は3番!全部おいしいけど、答えは1番!

スイートポテトになっちゃったのです。


まずは車輪づくりから。

小さく四角く切ったアルミホイルの角を丸くなるように折っていきます。

マジックで車輪の模様を描き、おいも号に貼り付けます。

窓と同様に、しっぽになるに連れてだんだん車輪が小さくなるように・・。

 

次に、スイートポテトさんをのせます。黄色のマジックで窓の中にお山を描いて、目を描いたり帽子をのせたり。

紫芋スイートポテトさんや、犬のスイートポテトさん、ひげを生やしたスイートポテトさんが次々に出現!


おいも号づくりの仕上げをしている間に、作品を貼り付ける台紙に色をぬりました。

1班ずつ順番にスポンジで絵の具を伸ばします。サツマイモの茎はひもに色をぬってつくりましたよ。

 

仕上げに、それぞれのおいも号に行き先を書き加えます。

(北海道行きや、天国行きなどなど・・そんな遠くにいっちゃうのね〜と思いました。笑)

 


なんとこの作品、阪急西宮北口の駅の改札近くの掲示板に貼っていただけることになりました!

阪急の方にお願いしたら、快諾してくださいました。ありがとうございます。

期間は10日間ですので、また日にちが決まり次第、詳しい掲示場所もお知らせいたしますね!お楽しみに。

ミヤパゴスの作品がはじめて外の世界に出張します!たくさんの人に見てもらいたいですね!ドキドキ。。

 

今週は運動会の人がたくさんいるかな?がんばれー!

お弁当作りや場所取りもがんばってください!!^^

10月から金曜日の時間帯が 5時〜6時半 → 4時〜5時半 と 6時〜7時半 に変更になりますのでよろしくお願いいたします。 

阪急電車おいも号 2

阪急電車おいも号2回目!

 

まず先週作った土台から、おいもの形を切り出します。

続いて、白い紙を挟んだラミネートフィルムを窓の形に切り、マジックでオリジナルの窓枠を描いておいもに貼り付けます。

電車のライトにはカメラのフイルムケースの蓋を使いました。

 

窓を二段にして2階建てにしたり、それぞれの窓に動物が潜んでいたり。班で手分けしながら進めます。

作業を分担するのがなかなか難しかったようですが、

あーでもないこーでもないと言いながらも、曜日ごとの絆もだんだんと深まってきました。

笑いすぎてなかなか進まないチームもありました。笑


さいごは葉っぱづくり。

色画用紙をさつまいもの葉っぱ♡の形に切り、クレパスで模様を描きます。

上から絵の具でペタペタポチョポチョ。点々ぬりで筆を動かすと色の混ざり具合がきれいですね。

阪急電車おいも号 1 

しばらくパゴス日記を書かない間に、またひとつ作品が完成しました!

ので、順を追って投稿したいと思います。


「阪急電車おいも号」1回目

物語のはじまりはじまり

8月31日、先生は作品展の片付けのために夜遅くまでこの教室に残っていました。

時計の針はてっぺんをさしていて、あたりはまっくらです。

「もうこんな時間。終電がもうすぐ発車する頃かな。もうそろそろ帰らないと・・。」


とつぶやいたその時でした。


プン・・プンプン・・・


プンスカプンスカ・・ プンスカ・・


なにやら変な音が聞こえてきます。そしてなんだかいいにおいも。



プンスカプンスカ ホクホク・・・


プンスカプンスカ ホクホクプンスカ プンスカプンスカ ホクホクプンスカ


だんだん大きくなる音とにおい。

その変な音といいにおいは、どうやらトイレの小さい窓のむこうからのようです。

そーっと外をのぞいてみると・・


さて、目に飛び込んできたのはなんだったでしょうか!?

1 電車の中のお客さんがみんなさつまいも

2 さつまいもの形をした阪急電車

3 電車の中がやきいもやさん


人気は3番。みんな現実的です。笑

正解は2番!(これを読んでいる方はタイトルで丸わかりでしたね。ごめんなさい)

ということで今回は「阪急電車おいも号!ミヤパゴス行き」です。


一回目はさつまいもの土台作り。

白い画用紙にクレパスでさつまいもの皮の模様を描きます。

(ウワー!と言いながらグルグル描いたりしていました。たまにはこういうのもいいですね^^)

そのあと魔法のカルピスでティッシュを貼ります。うっすらクレパスが透けてきれい。

最後は赤色と藍色の絵の具を溶いて、ぽちょんぽちょんとたらしていきます。

たまにティッシュが破けたりするのもご愛嬌。中の模様が見えて更にさつまいもっぽくなりました!


肩に手をのせて電車になっている写真は、プンスカプンスカと言いながら他の班のおいもを見に行っているところです。

おやこパゴス 巨大いろえんぴつ工場

7月19日 学校が夏休みに入ってはじめての日曜日、ミヤパゴスでは「おやこパゴス」というイベントをおこないました。

ノコギリで木の四角柱の先っぽを切り、やすったり、彫刻刀で削ったりしたあと、色をぬって巨大色鉛筆をつくろうというものです。

刃物を使うので、その名の通り親子で参加してもらいました。

 

子どもたちは、はじめて使うノコギリやヤスリ、彫刻刀に悪戦苦闘しながらがんばっていました。

でも、クーラーが追いつかないくらい汗をかき、普段使わない筋肉を動かし、1番がんばってもらったのはおうちの方かもしれません!

本当にありがとうございました(^^)

子どもたちの鮮やかな色鉛筆に、お父さんお母さんの細かい筆遣いの色鉛筆、どの色鉛筆も見応えたっぷりです。

こんな色鉛筆があれば巨人もお絵描きが好きになりそう。

たくさん並んだ色鉛筆を上から見ると、なんだか色鉛筆ビルの間を空から眺めてる気分にもなれました。

 

つくった色鉛筆はミヤパゴスのお庭に仲良く並ぶ予定なので、自分の巨大色鉛筆を見つけてくださいね。

おみやげのマーブル色鉛筆も喜んでくれたようで、いい夏休みのスタートがきれたかな^^

 

おいしいスプーンブローチ 

今週つくったのは「おいしいスプーンブローチ」

もちろんかき氷山をおいしく食べるためです!


透明のスプーンにマジックで模様を描きます。

スプーンの先にボンドをポチョンとたらして、その上にビーズやスパンコールなどをそーっとのせていきます。

ボンドの部分は最初白いですが、乾くと透明になるので下のマジックの色が透けて見えます。


みんながつくったスプーンがずらーっと並ぶと、とってもきれいでした!夢の国のスプーンは本当にこんな感じなのかも。。

年長さんから6年生までみんな今までで1番たのしいかも!と、黙々とスプーンづくりにはまっていました。

ついでに私もはまってしまいました(^^)

巨大探検地図 2

7月の共同制作「巨大探検地図」2週目

 

木曜日 かき氷山のシロップを増やしました。シロップ部分が増えてより美しい存在感です!

金曜日 巨大イロトリドーリの羽根づくり1日目 アルミホイルを羽根型に切り、マジックで模様を描きます。

    色のグラデーションになっていて重なりがきれいです!

月曜日 巨大イロトリドーリの羽根づくり2日目 やっとほとんどの羽根部分が埋まってきました。

    顔の黒とクチバシの金色は折り紙でちぎり絵に。羽根の残りは火曜日メンバーに託します!

火曜日 ストローの袋をマジックでぬって、草に。(川と滝に使ったストローの袋も無駄なく使えました)

    クレパスで緑の画用紙をぬり、湖のまわりに木を生やしました。

中高生とじっくりもくもくコースのみんなはまだ埋まっていなかったストロー部分や羽根部分をつくってくれましたよ。

 

2週間でついに完成!みんなの力が合わさって大きな形になりましたね。

やっぱり全員でひとつの作品をつくるのはなんだかとってもいいです。

いつもはあんまりお話しないお友達とも、ワイワイおしゃべりしながら仲良くつくっていたように思います。

 

この巨大探検地図は、ミヤパゴスの作品展のハガキにしてみんなに配るからね〜(^^)

 

ひんやりすずしいうちわづくり「なつパゴス」

なつパゴスまだ空きがございます(^^)

よろしければぜひ!

イロトリドーリ・かき氷山へゆく 5

イロトリドーリ・かき氷山へゆくの完成を記念して集合写真を撮りました!

いつもは曜日ごとに集合写真を撮っていますが、さすがに作品が大きいので4人ずつの撮影です。


顔が写ってるバージョンのときは、みんなの笑顔を撮るのにちょっと苦戦しましたが、なかなかいい写真が撮れました(^^)

作品展のアルバムに載せますのでしばしお待ちください。


最近風邪などがとっても流行っていますね。パゴスっ子もお休みが多くて心配です。

暑い夏ですが、たくさん飲んで、たくさん食べて、予防しましょう!


私は家でつけた梅シロップにはまり梅ジュースばかり飲んでいます。

氷砂糖がとけきるのを待ちきれずガブガブ飲んでいたらもう底が見えてきたので、追加で5キロも買ってしまいました。

どうなることやら。。。


巨大探検地図 1

雨が続きますね。

7月というのにこの涼しさ!水やりをしなくていいので楽です。

かき氷屋さんは苦戦しているでしょう。。。


さてこちらのかき氷山はというと、特大版を制作しています!

その名も、「巨大探検地図」

普段は1週ごとに同じ内容で進んでいきますが、今回は共同制作なので曜日ごとに毎日作品が進んでいきます。


まず1日目の木曜日。

大きい段ボール4枚に青・白・緑それぞれ係に分かれて、枠の中をぬっていきました。

これで大事なベースは完成!


2日目の金曜日

真っ白な雪山のてっぺんを、かき氷山に変身させます。

ペットボトルの破片にマジックで色をぬって、シロップのかけらを山のてっぺんから埋め尽くしました。


3日目の月曜日

かき氷山に変身したら、山肌から滝が流れ始めました。

ストローの滝が川になります。水色と青を中心にしながら、いろんな色のシロップがうねうねと流れていきます。


4日目の火曜日

昨日つくった川から湖が広がりました。

ぼわわわわーんと波紋がひろがって、その間をストローシロップが漂っています。

波紋のところは、ヨーグルトの蓋の部分を自宅でためていたものなのですが、それを言うとなぜだかみんなに「全部食べたの?ずるーーい」と言われました。笑


子どもたちはみんないつもの個人作品より、こっちの方が楽しかったみたいです。

みんなでワイワイ言いながらあーでもないこーでもない、きれー!とか言いながら、来週もどんどんつくっていこう!

イロトリドーリ かき氷山へゆく 4

7月に突入しました!

今年も半分が過ましたね。この前桜を見た気がするのは気のせいでしょうか。。早いものです。

きっとこの調子でクリスマスの時期にも同じようなことを呟いていそうですね。


さてさて、イロトリドーリもついに最終回!

料理の時に最後に味を整えたりするのと同じで、絵にとっておきの味つけをします。

風・星・雪・雨・つらら・雷・木・枝・葉・土・砂・炎など、自分の鳥・絵に合いそうな風景になるように考えて描きました。


皆それぞれいい絵に仕上がりました(^^)

次回はこの作品にタイトルをつけようと思っています。

続きを読む

イロトリドーリ かき氷山へゆく 2・3

みなさまこんにちは。

2週間ぶりの更新になってしまいました!早くせねばと思いつつ、ついつい。。汗

その間に随分イロトリドーリの絵が出来上がってきました。

なぜ鳥を描くのかと言いますと。。


かき氷山にシロップをかけにいくのに、でんじいさんだったらどれぐらいかかるかな?

数ヶ月?いやいや何年?もっともっと何十年もかかるかも!?

そこでミヤパゴスに住む鳥にこのシロップを山まで届けてもらおうということになったんです。


イロトリドーリ2回目は、たくさんの鳥の資料の中からお気に入りを選んで太マジックで鳥を描いていきます。


描くときにこんなことをやってみよう!

1 口ばしからかこう 

2 息をとめてかこう

3 積み木をつむようにかこう(輪郭を全部描くのではなくて、羽根を1枚1枚重ねるように)

4 絵からはみだしてみよう


小さな写真を見て大きく描くのってすっごく難しいことですが、

少しずつ少しずつ描きたしていくことで、下書きをせずにダイナミックに描くことができました!


そして3回目のイロトリドーリは

クレパスで鳥の羽根に色付けしていきました。

ひとつの黒枠の中をクレパス2色以上でぬっていきます。

絵の具のように色を混ぜ合わせることで、12色のクレパスから自分だけの色をつくり出しました。

背景の色を残しておきたいところはぬらずにそのままにしておきます。

なんだか鳥が透けてるみたいできれいですね。


来週はこの絵にとっておきの味つけをして完成になります。

イロトリドーリ かき氷山へゆく 1

梅雨入りしましたね!

でんじいさんも大よろこびです。


5月の作品の物語からまだまだ続きます。

葉っぱの上にたまったシロップの雨のしずくを透明の入れものに集めたでんじいさんと森のなかまたち。

そのシロップをなにに使おうか悩みました。

そのまま飲もうか、お菓子づくりに使おうか、ジャムにしちゃおうかな?

でんじいさんは一晩考えて、すっごくいいことをひらめきました。でも、そのいいことは一人だけじゃ出来ないのでお隣さんにひそひそ話で教えてあげました。すると、そのお隣さんもそのまたお隣さんに伝えていって。。。

どんどんずんずん広がって、ついには森中のなかまたち全員が「それがいい!そうしよう!」と気持ちがひとつになりました。


さて、そのいいこととはなんでしょう!?

1 森の中の湖がからっぽだったので、その湖をシロップでいっぱいにして甘い湖にした。

2 森の奥にある雪山のてっぺんからシロップを垂らして巨大かき氷にした。

3 大きな大きなお鍋でシロップをぐつぐつ煮て、でっかいでっかいあめちゃんにした。



答えは2番!


雪山は森の奥の奥にあるので、でんじいさんは山の地図を描くことにしたのです。

来週につづく。


6月からはまた新しい作品です。

大きな大きな段ボールにまず山の形を描いて、そのあとは空と山をハケと大筆でぬっていきます。

大きい面積をぬる時は筆の使い方が雑になってしまいがちなので、筆が痛くないようにやさしくやさしく。

同じ山と空でもいろんな形・色に仕上がりました!自分だけの世界が広がっていくね。

来週はこの上にトリを描いていきます♪

でんじいとシロップの雨水

みなさんはもうクーラーをつけましたか?

私は今週はじめて教室のクーラーをつけました!

なるべくつけずに過ごしたいものですが、今週は暑すぎました。。

教室へ駆け込んでくる子どもたちのおでこにはじんわり汗が!

6月は恵みの雨でもうちょっと涼しくなってくれることを願います。


さて、先週のものがたりのつづきです。

窓の外に色のついた雨がふってきたことにおどろいたでんじいさん。

外に出て雨をなめてみると、甘くておいしい!!ここまでが先週の物語。

そこででんじいさんはこの雨をどうにかして集めようと思います。


<ここで3択クイズ!でんじいさんはこの雨をどうやって集めたでしょう?>

1 川から流れてきた雨水をくんだ

2 葉っぱにたまったしずくが落ちてくるところをためていった

3 カサをさかさまにして雨水をためた


答えは2番!やはり3番が大人気。前回の3択はみんなに正解されてしまったのでホッとひと安心。

物語にもどります。


雨水をためようと思ったのはでんじいさんだけじゃありません。

森の中に住むたくさんの生き物たちが空からキラキラおちてくるおいしい雨を集めようと思いました。いろいろな方法で。

そしてそれぞれがいろんな入れ物に雨水をためていくと。。ひとつずつちがう色の雨水がたまっていくのです!

それと同時に、その入れ物におもしろい柄が浮かび上がってきます。

雨水がたまり、柄が浮かび上がった入れ物はまるで不思議な果物のようでした。


つづく。


ペットボトルに好きな色の絵の具を入れて水を注ぎ、カラーマジックで模様を描きます。

水を注ぐ時はどんな色になるかドキドキ。中には本当に飲みたくなるような色水もありましたね。

この作品のつづきはまた7月に。作品展の時には教室へつづく階段に並べようと思っています。おたのしみに〜!


でんじいとシロップの雨つぶ

今週は新しい作品をつくりました。この作品はでんじいさんの物語とつながっています。


カタツムリのでんじいさんは木の根っこの小さな穴に住んでいましたが、暗くてはカサがつくれないので、でんじいさんの部屋にはひとつだけ小さくて四角い窓がありました。でんじいさんはその窓から木の葉の色づきや雪が降り積もるようすなど、四季の移ろいを感じていました。

ある日でんじいさんが待ち望んでいた雨が降ってきたのですが、あることにビックリ!


 なににビックリしたでしょう?ここでみんなに3択クイズを出しました。

 1 色のついた雨が降ってきた

 2 雨かと思ったら小人だった

 3 梅雨の季節なのに雪が降ってきた


 正解は1番。(みんなほとんど正解しちゃったので今度はもっと難しい3択を目指します。笑)


なんと色のついた雨が降ってきたのです!

あわててでんじいさんは外に出て、雨をちょろっとなめてみると。。あまくておいしい!これまたビックリ!


今日のお話はここまで。来週につづきます。

ということで今週は、白くて四角い布を窓に見立てて、そこにいろんな色の雨を降らしました。

(この作品は、作品展でこいのぼりを飾ったところにはためかせようと思っています。そのあとは縫い合わせて教室のカーテンに。)


最後にカサをもって集合写真を撮りました。

やっぱりきれいですね〜!世の中の人がみんなこんなカサをさしていたらな〜。なんて想像してしまいました。

でんじいのカサつむり屋さん 2

だんだん日差しが強くなってきましたね!

4月にミヤパゴスのちいさなお庭に植えた芝生も青々としてきました。


さてさて、今週は「でんじいのカサつむり屋さん」の2回目です。

先週のつづきからカサに花を描いていきます。

この作品は今週で完成なのでぬり残しがないように丁寧に仕上げていきました。

真正面から花をダイナミックに描いたり、小さいお花をいくつも描いたり、葉や茎をニョキニョキ描いたり、十人十色ですね!

今回使った「ビニカラ」という絵の具は、白赤黄緑青黒の6色しかないので、みんな少しずつ色を混ぜながら好みの色を探っていました。

来週はカサを持って記念写真を撮る予定です。


ちなみに8月下旬に行う作品展では、最後の写真のようにカサをベランダの柵の間から咲かせようと思っています。

ベランダからワーッとカサの花が並ぶと思うとワクワクです!


でんじいのカサつむり屋さん 1

5月からまた新しい作品のはじまりです!


「でんじいのカサつむり屋さん」

これはかたつむりのおじいさん、でんじいさんのお話。

梅雨の季節になると、あじさいの上で「カサつむり屋」というカサ屋さんをひらくのがでんじいさんの大切なお仕事。

でんじいさんのまわりに住んでいる昆虫たちはそのカサをとっても楽しみにしていて、毎年すぐに売り切れてしまいます。

でんじいさんのカサが大人気なのには理由がありました。

でんじいさんはカサづくりの最後の仕上げに、カサにお花のつぼみの絵を描くのです。

パンジー・アサガオ・チューリップ・すずらん・水仙・ブーゲンビリア。。。いろんな種類のお花のつぼみ。


アリのアリ子やカエルのピョン太、チョウチョのヒラリーなど、たくさんのお客さんが次々にやってきました。

「いらっしゃいませでんでん」

「カサをおひとつくださいな」

でんじいさんは、アリ子にタンポポのつぼみのカサを。ピョン太にはハスのつぼみのカサを。

ヒラリーにツツジのつぼみのカサを選んであげました。

それぞれのお客さんに合ったカサを選んであげるのもでんじいさんの大切なお仕事です。


ある日雨がふり、やっとカサを使える日がきた!とみんな一斉にカサをひろげました。

すると不思議な出来事が。。

カサに描いてある花のつぼみの絵が雨にぬれて、ゆっくりゆっくり開いていくのです。

でんじいさんのまわりは色とりどりのカサのお花がたくさん咲いて、それはそれは美しい花畑のようでした。


雨がやみ、雲のきれまからひかりがさしてきます。

すると満開の花も少しずつとじて、また元のつぼみの姿にもどるのでした。


おしまい



この物語を聞いてからカサづくりをはじめました。

たくさんのお花のカードからお気に入りの1枚を選びます。

使うのはビニールに描ける絵の具「ビニカラ」です。もちろん雨にぬれても落ちません。

お花の中心から花びらが広がっていくように一枚一枚描いていきます。

筆にお水がついていると垂れてくるので、しっかりお水を拭き取って描くのがコツです。

立体的なものに絵を描くのって難しいですが、みんな「カサに絵を描くなんてはじめて!」と楽しそうに取り組んでいました。

早く雨の日に使いたいね。

のぼるくんとコイコイ山の深空魚 4

深空魚の最終回です!

先週は胴体の部分を縫いましたが、今回は深空魚の口のところに籐のひごを丸くしたものを縫い付けました。

籐は力を入れすぎると折れてしまうので、絶妙な力加減が必要。

縫い付けた後はしっぽの方から手を入れてひっくり返します。ここまでずっと絵柄を内向きにして縫ってきたので、最後の最後にこいのぼりの形になって絵柄が見えた時は「うまれた〜!!」と喜びひとしおでしたね。

残った時間でそれぞれの曜日で作った手形の深空魚にクレパスで絵を描きたしました。


出来た深空魚は家に持って帰ってすぐ飾りたいだろうな〜と思うのですが今回はちょっとお借りして、

ミヤパゴスのベランダと階段のところにみんな仲良く泳がせてもらいました。

やっぱりこれだけたくさんの深空魚が並ぶと圧巻!

5月中旬まで泳いでますので、お近くを通られた時や宝塚線の電車に乗られた時は見上げてみて下さいね。


みなさま、よいGWを!

のぼるくんとコイコイ山の深空魚 3

「のぼるくんとコイコイ山の深空魚」の3回目

今週は深空魚が筒状になるように針と糸を使って縫い合わせていきました。

「これじゃせっかくの模様が見えなくなるよ・・・?」とみんな心配そうな表情。かわいいです。


材料に使ったタイベック紙は、普通の布よりもゴワゴワした素材で固いので、上手に力を入れながら手先を器用に動かさなければなりません。

低学年は針を刺す時のクッションに台所用のスポンジを使ったり、糸通しを高学年のお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら、みんながんばっていました!(玉結びは難しいので、糸にセロハンテープを巻いて代用しました。)

いつもに比べて比較的地味な作業なのでみんな退屈するかな?と少し不安でしたが、集中して取り組めていて、縫い終えた達成感を味わっていたようです。ある子は、「今までで一番楽しかった!」と言っていました。きっとステキなお母さんになれるね!


今回のお裁縫、ホッチキスやテープなどで代用することも出来るのですが、少し背伸びしてひと針ひと針がんばった分、より作品への愛着が湧きいたんじゃないかな?来週はいよいよ完成です!


のぼるくんとコイコイ山の深空魚 2

のぼるくんとコイコイ山の深空魚 2回目

まずしっぽを好きな形に切ります。

そのあと先週描いた模様の上に、絵の具で模様や背景を重ねていきます。

こいのぼりって遠くから見ると鮮やかな色彩がとっても美しいですよね。近くからみても色んな発見があったら面白いね、ということで細かい部分はクレパスで描いていきました。

出来上がった人は残った時間で、用意してあるプリントにこんなことを書いていきます。

1 自分の深空魚にのってどこを旅したいですか?

2 深空魚に名前をつけてあげよう!

3 深空魚と旅している様子を絵に描こう。

4 さあ、深空魚のものがたりの始まりです。ワクワクドキドキするようなお話を考えます。

  (物語を考えるのが難しい人は、みんなの深空魚が空に泳いでる様子を描きます。)


今日は作品をもうひとつ。

それぞれの曜日ごとの深空魚をつくりました。

ひとつの布にみんなの手形を順番に押していって鱗にしましたよ。

「幼稚園のときにしたことあるー!」

「こしょばい!」「気持ちいい〜!」とってもたのしい時間になりました。

のぼるくんとコイコイ山の深空魚 1

4月の作品は「のぼるくんとコイコイ山の深空魚」

 

物語

お父さんとコイコイ山に登ったのぼるくん。

コイコイ山の頂上でお弁当を食べたあと、登りきった疲れからかのぼるくんは眠ってしまいました。

 

ここはのぼるくんの夢の中。

お父さんは近くに生えていた長い長〜い竹と凧糸で、釣り竿のようなものを作り始めました。

完成した竹の釣り竿を、ビューン!と空高く伸ばします。クイクイッと引っかかったと思ったら、釣れたのはふわふわの雲。

その雲を釣り竿の先に少しつけて、また空高く空へビューーーン。今度はもっと空の高いところへ。

しばらく待っているとグイグイッと引っ張られました。その力に負けないようにグググググイッと引き寄せます。

 

竹の釣り竿の先についていたのは、雲をパクッとくわえたカラフルな鱗や不思議な模様のある魚。

「この魚はな。空の深〜いところに住む魚、深空魚って言うんやで。」とお父さん。

 

夕暮れ時には大漁のカラフルな深空魚が釣れました。

 

目が覚めると、のぼるくん家の畳の上。

なんや夢やったんかと思いながら庭に出てみると、のぼるくん家の上空にはあの深空魚がプカプカ気持ち良さそうに泳いでいたのでした。

 

ーおわりー

 

ということで、ミヤパゴスも5月の鯉のぼりの時期に合わせて、たくさんの深空魚を空にプカプカ泳がせようと思います!

1回目の今週は、物語を聞いたあと、タイベックス紙という水を弾く布を好きな形に切り、自分で選んだ3色の絵の具で不思議な模様を描いていきました。

子どもたちは靴下を勢いよくポーンと脱いで、大きく腕を動かしていましたよ。

大きいものに描くのってとってもワクワクしますね!

 

 

 

ハルパゴス-大きな春の木の下で-

ハルパゴス
ー大きな春の木の下でー

3月28日土曜日に「ハルパゴスー大きな春の木の下で」という催しをおこないました。

大きい布に春の花の大木を描いて春を迎える準備をしよう!というものです。

(いつもはそれぞれ違う曜日に通っている子どもたちが一同に集まって交流しました。)


自分のことを世界で一番美しいと思っている桜の木。花びら同士で美しさを競ってケンカをしたバチが当たったのか、ある日大きな春の嵐に吹かれて全部の花が散ってしまいました。さみしくなった木の枝を助けようと、周りに咲いていた春の花たちがふわっと風に舞い上がって木の枝にのります。。
そんな春の花の大木の物語を聞いてつくりはじめました。


まず、花の資料を見ながらクレパスで布に描いていきます。次にアートペーパーという色が溶け出る紙をボンド水で貼っていき、布を染めます。最後に木の幹を描いて完成!終わったあとは春の花の大木を見ながらイチゴ大福を食べました。


お団子を食べている時が一番いい顔をしているみんな。まさに花より団子ですね。


この布は、外からも見える教室の窓のカーテンにしますので、お近くを通られた際は見上げてみてください。

30人のぼん神さま 4

30人のぼん神さま いよいよ4回目の最終回は盆栽にのせる ”ぼん神さま” づくり

布や千代紙、レースや木の枝、それぞれぼん神様に使いたいこだわりの材料を持ってきて、アイスの木のスプーンに着物を着せるようにしてぼん神さまをつくりました。木の葉の上にのって浮かんでいるぼん神さまや、貝殻の中から飛び出てきたようなぼん神さま、天女のような羽衣をまとったぼん神さまなど、個性豊かなぼん神さまが完成!

つくったぼん神さまを盆栽の上にのせると、盆栽に命が吹き込まれたようですね。

30人のぼん神さま 3

30人のぼん神様の3回目です。

先週墨で描いた木の枝に、葉や花、実などをつけました。

細かい点々で表現したい時は綿棒でポツポツポツ、

松の葉のような動きをつけたい時は歯ブラシでシャッシャッシャッ、

豪快に色をのせたいときは指先に絵の具をぬってトントントン。

自分で考えた木のストーリーに合わせて、色と道具を選び表現しました。

来週はいよいよ最終回。ぼん神様をつくります!

30人のぼん神さま 2

『30人のぼん神さま』第2回目

割り箸を筆がわりにして、水で薄めた墨汁を色紙の上に。それぞれ思い思いの線を描いていきます。

割り箸を使うと、太い線や細い線、思いがけない面白い線が生まれますね。

大きい石の上に根がはっているように、石の上にも墨をのせる強者も!そのアイデアに脱帽。


木が描けたら、コケの代わりに人工芝マットを切ってボンドで貼ります。ハサミで芝マットを切るのがなかなか難しい!

難しいところは高学年のお姉さんやお兄さんにお手伝いしてもらって和気あいあい。


次はコケと鉢の間に土をのせます。本物の土とボンドを混ぜたものをはみ出さないようにそーっと。。

みんな白く濁った土を見て、きもちわるーいと言いながらも、これが一番楽しそうでした。

だんだん盆栽らしくなってきましたね!来週はいよいよ枝に花や葉、実をつけます。

30人のぼん神さま 1

3月の作品は『30人のぼん神さま』


目を閉じておはなしを聞きます。

むかしむかし、とってもめんどくさがりやのお殿様がいました。そのお殿様は、何をするにも「めんどくさいめんどくさい」ばかり。

「あ〜あ、寝るのもめんどくさい」とつぶやいたある日の晩、夢の中に小さな神様が出てきました。「ワシは盆栽にすむ神様、ぼんがみじゃ。そなたはいつもめんどくさいめんどくさいばかり。明日からはめんどくさいと言えないようにしてやろう。」 翌朝、いつものようにあの口癖を言おうとすると。。。「あ〜あ、歯を磨くのもめんぼんさい。あれ?」ぼん神さまの話は本当でした。

夢の中のことを必死に思い出したおとのさまは、あの盆栽が自分の部屋にある盆栽と同じだったこと気付き、あわてて盆栽に話しかけました。「めんぼんさいとしゃべれるようにしておくれぇ〜」すると、親指ほどのおじいさんが木の幹の裏からひょっこり顔を出し、「しゃべれるようになるには30個の盆栽をつくるのじゃ。その盆栽たちがすくすくと枝を伸ばし、枝から芽を出し、花を咲かせ、実をつけるまでせっせと世話をするのじゃ。30人のぼん神さまに許してもらうまではな。」こう言い残し、ぼん神様は消えてしまいました。

こうして30個の盆栽をつくることになっためんどくさがりやのお殿様。


わたしたちもお殿様のお手伝いをしてあげよう!とひとり一つの盆栽をつくることになったパゴスっ子。

みんな、「めんどくさがりやのお殿様のお手伝いをしたら、お殿様のためにならない!」と言いながらも、

『30人のぼん神さま』第1回目はまず、盆栽を植えるための壷をつくりました。