深い森のレストラン 1と2

「深い森のレストラン」

新しい作品に入りました。今回はちょっと根気のいる作品です!

まずは物語から。おいも号のさいごのところからはじまります・・

 

おいも電車があらわれたその次の日、またまた同じ時間においも電車があらわれました。

でも今日は昨日となにか違います。

ん?よーく目を細めてみると・・電車の中に教室のみんなが!もちろん体が黄色くなっています!

 

「早くしないと出発しちゃうよ〜!」

 

みんな、こっちを見ながら手招きしているのです。

急いでおいも電車に飛び乗りました。乗り込んだ途端、体中がきいろに染まり、スイートポテトに変身!

 

プンスカ プンスカ ホクホク プンスカ  プンスカプンスカ ホクホクプンスカ

プー ブー ブップ〜

みんながおならをすると

プンスカプンスカホクホクプンスカ

電車のスピードが速くなりました!!

 

 

何時間乗ったでしょうか?

真っ暗だった空がだんだん明るくなってきます。

 

すると急に目の前が真っ暗に!トンネルでしょうか・・?ビックリするほど寒くて、雪でできたトンネルのようでした。

遠くの方に小さな丸いあかりが見えます。出口です。だんだんと大きくなる丸いあかり。

 

ようやくトンネルを抜け、しばらく進み、振り返ったその時!

 

「うわぁ〜!!」

 

いったい何が見えたでしょうか!?

 

答えは、かき氷山!

さっき通ったトンネルは、かき氷山だったんです。

「さよ〜なら〜!」

みんなでかき氷山に手を振り、別れを告げました。

 

おいも電車はどんどん進み、今度は木が生い茂る森の中へと入っていきます。

あっという間に辺りは緑で覆われ、これ以上進めないんじゃないかなぁ・・と思っていると

 

プンスカプンスカ ホクホクプンスカ  プンスカプンスカ ホクホクプンスカ 

プンスカ プンスカ ホク ホク プ ン ス カ ・・・ プシュー・・・

 

「終点〜 深いの森駅〜 深いの森駅〜」どうやら駅に到着したようです。

ポケットに手を入れると、1枚の切符が入っていました。そこにはこう書かれていました。

「西宮北口駅→深いの森駅」

電車を降りて、みんなで一列になって進みます。

しばらくすすんでいると、一番先頭の人が「ゴツンッ!」おでこを何かにぶつけました。

ツタに覆われた緑色の壁です。「行き止まりだねぇ。」と話していると、また違う誰かが「ここにドアのノブがある!」

みんなが覗き込むと、ツタの中からキラリと金色に光るドアノブがありました。

ドアノブの上には小さく「いらっしゃいませ」と書いてあります。

 

ガチャ。

 

ギー・・

 

みんなでそろそろと入っていくと、人数分の席がずらり並んでいます。歩き疲れたわたしたちは座らせてもらうことにしました。

するとビックリしたことがおきました!それはなんだったでしょう!

①注文していないのに食べ物が出てきた。

②座った途端、椅子が勝手に踊りだした。

③目の前にあったメニューが100ページもあった。

 

答えは①番。人気はまちまちでした^^

 

なんと、お腹を空かせていた私たちの頭の中に、ポワワワーンと浮かんでいた食べものが出てきたのです!

もちろんそれぞれ違うメニュー!

 

さあ、ここから作品づくりのはじまりです。

みんなの目の前に出てきた食べ物を描いてみよう!ということで、好きな食べ物の写真を見ながら黄ボール紙にうすく描き、その線の上を白か黒で点をうちます。使うのは綿棒です。コツをつかみながら、みんな真剣にポツポツ打っていましたよ(^^)